0. 良いエージェント

みなさんは、フリーランサーとして仕事をする上で、技術職と営業職を全部自分で行わなければならないと思っていませんか?
それは大きな間違いです。
よく、フリーランサーになって失敗する人は、全部の仕事を自分でやろうとする人です。
体はひとつしかないので、営業はエージェントに任せませましょう。
だって、我々はエンジニアなんですから。
と言うわけで、良いエージェントを見つけるために、以下の条件に注意しましょう。

  1. 営業力がある
  2. 営業手数料が安い
  3. 自分の希望する案件を見つけてくれる
  4. エンジニアを守ってくる
  5. 節税・確定申告のフォロー
  6. フリーランサーと繋がれる


1. 営業力がある

当たり前ですが、取引している企業が多く、その取引先の企業にエージェントが信頼されているかが大事です。
一度、大手のエージェント(電車やネットの広告で1度は目にしたことがある大手)を使おうと話を聞いたのですが、40代後半の筆者に、「50代になると紹介できる案件が減り、単価が下がります」といったエージェント側の逃げの話をされ、ため息をついた過去があります。
大切な案件紹介の話で、「契約したからといって、仕事を渡せるかわかりません。」などと営業からは聞きたくないです。
こういう企業は、取引先にも自社の保身のために逃げの一言を使うので、相手企業からの信頼も薄くなり、面談成功率が下がります。
安請け合いは良くないですが、契約をした以上、エージェントには案件紹介という仕事に妥協をせず、良い仕事を紹介してもらわないと困ります。
良いエージェントは、その点、取引先との信頼性が高いので、年齢が高かろうが、経験が少なかろうが、取引先ではしっかり仕事をしてくれる人材を紹介してくれると信じているので、面談の成功率が上がります。
また、取引先との信頼性の高さから、案件の引き合いが多いため、エージェントに案件の紹介を依頼してから、1週間程度で仕事が決まります。

2. 営業手数料が安い

エンジニアがエージェントに案件を紹介してもらうと、営業手数料を毎月エージェントに支払うことになります。
この営業手数料は、取引先からエンジニアへ支払われる単価の何割かとなります。
ですので、この営業手数料が安いほど、我々の報酬は上がります。
営業手数料は、大体単価の2割程度ですが、3割と多めに取るエージェントや、4割・5割と最早ボッタくりの悪質なエージェントも多いので、気を付けましょう。
ちなみに、前に話を聞いた大手エージェントは、単価の1~2割とのことで、これもかなり安いですが、さらに優良エージェントが存在します。
筆者の所属するエージェントが、まさにそれで、1割固定の業界最安値となっています。
この、筆者の所属するエージェントは、「エンジニアの紹介でエンジニアを確保」しており、広告宣伝費をかけないため、エンジニアへの単価還元率が高くなるとのことです。

3. 自分の希望する案件を見つけてくれる

業界歴の短い方やスキルチェンジをしたい方などの初心者であっても、無理をせず働ける案件を探してくれることが大事です。
1.の条件を満たす優良エージェントは、大体、初心者OKの案件を持っていて、取引先でしっかりとOJTをしてくれます。
また、マネージメントをしたい・プログラマーだけしたい・開発環境・通勤場所・通勤時間・残業はしないなど、いろいろと要望を出せます。
悪質なエージェントは、「歳をとっているからマネージメント」と決めつけたり、「Javaの経験を半年から5年に詐称」などと無茶をさせるので、注意しましょう。

4. エンジニアを守ってくる

どんなに良いエージェントでも、以下のようなハズレ案件は持っています。

・面倒ごとを押し付けてくる
・プロジェクトが炎上している
・PM・PLのスキルが低すぎる

また、みなさんが、取引先の担当エンジニアと気が合う・合わないといった問題は、エージェント側も把握できません。
このように、みなさんに困ったことが起きたとき、優良エージェントは、すぐに案件を変えるなどの対応をしてくれます。
しかし、一般のエージェントは、相談しても、そのまま放置されるケースが多いので、注意しましょう。

5. 節税・確定申告のフォロー

フリーランスエンジニアになって収入が上がっても、税金・保険料などを多く払っては意味がありません。
会社員時代は、税金・保険料などの計算は会社が行ってくれましたが、フリーランスになると、自分で行う必要(確定申告)があります。
会社員からフリーランスになる人は、何の教育も受けていないので、経費計上をしくじり、大抵は多く税金・保険料を支払ってしまいます。
優良エージェントでは、このようなことを防ぐために、税理士などを呼んで勉強会を開催したり、相談を受け付けてくれます。
しかし、一般のエージェントは、フリーランサーの確定申告については放置なので、注意しましょう。

6. フリーランサーと繋がれる

エンジニアではなく、フリーランサーと繋がれるかです。
いくら、優良エージェントに所属しても、聞いていた仕事の内容と違うとか、仕事に厳しい人がいるなど、この現場はどうなんだろうと、いろいろ思うことがあります。
こんな時にフリーランサー仲間がいれば、意見を聞いたり、現場の比較をしたりできます。
広告などを使ってエンジニアの募集を行っているエージェントに単身で飛び込みこむと、なかなかフリーランス仲間ができません。
一応、飲み会などもエージェント側で開催してますが、ある程度フリーランサーの中でグループが出来ているので、輪に入れず、ぼっち確定です。
解決策として、かなりピンポイントですが、筆者と同じエージェントに入れば筆者とは繋がるので、節税・現場・単価などといった裏話はできます。

7. おすすめエージェント

筆者の所属するエージェントは、上記の条件を満たしているといえます。
以下の登録フォームの一番下に、エージェントの案内があるので見てみてください。
また、みなさんがフリーランサーになったとき、いくらの報酬がもらえるか査定していますので、ぜひ試してみてください!

月額収入査定のお申し込み(※エージェントの案内もしています)


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


お知らせ

筆者は、ITフリーランサーとして開発業務をするかたわら、ハラスメント・薄給・長時間労働に悩むエンジニアのために転職支援をしています。
私と同じフリーランサーになって、給与UP・労働条件の改善・スキルアップを目指してみませんか?
高齢である・転職回数が多い・技術力に自信がない方でも、IT業界の経験が1年半以上あれば、フリーランサーになれますので、心配せずにご連絡ください。
まずは、LINEもしくはメールを頂ければ、皆様の気になる月額収入(お給料)の査定をいたします。


筆者について